日々ごにょごにょ

なんもない日は穏やかに、なんかあった時は大袈裟に語ってしまう日記。

オリジナルの刻印

10年以上も前

ただただ未熟なまま貴重な革を浪費しまくっていた頃から

 

気になっていたことがあった。

 

それが、刻印。

 

先日作ったiPhoneの手帳型ケースが、久々に作ったにもかかわらずそこそこ上手くいって

 

オリジナルの刻印に対する興味がまたムクムクと大きくなってきた。

 

売るとかは未定だしそもそもとても未熟だし

 

でも、刻印は欲しい。

 

色々なサイトを見て考えて

セミオーダーの刻印を頼むことにした。

 

だいたい目星をつけてからも発注迄に半月ぶりを要したが

 

私の本名から1文字取って、漢字1文字の刻印に決めた。

 

フォントをバショカにしていただき、枠は無しにした。

 

2/5に発注したので

多分届くのは2月の末頃。

 

届くのがとても楽しみ!

革細工

1月は第1週に3日間働いた後10連休という予定になった。

 

それが決まった昨年末の内に浅草橋に行って材料と道具を揃えて、先日の3連休よりiPhoneの手帳型ケースを作り始めた。

 

YouTubeレザークラフト関連のいろんな動画を見て、他の人の作品を見たり各工程の仕上げ方のコツ等を学んだり、作る人の話を聞いたりしつつ

 

作るものの細かなディテールをどうするか等を考えまくって

 

売り物ではなく自分で使うためのものだからということで他で売られている商品のデザインも借りて作ることにした。

 

買った革は紫色の色味の強めの茶色の1.5㍉厚のサドルレザー(多分グレージングサドル)と、パイソン柄をプリント(僅かに型押しもされている)1㍉厚のクロムレザー。

 

クロムレザーの方が㌥も多めだったけど、メインはサドルレザーを使うことを買う時に決めていた。クロムレザーは内側に作るポケットと小さなDカンを付ける小さなパーツのみ。

 

いくつか、最後まで悩んでいたことがあった。

 

・ フラップは1枚で作るか裏にクロムレザーを貼り付けるか

iPhoneのクリアケースを貼り付ける側の下に革を貼るかどうか

・ フラップの先に付ける留め具をジャンパードットにするかマグネットにするかということと、フラップの形をどうするか

・ 参考にさせてもらった2つのデザイン(主に片手持ちするための工夫の点)のどちらにするか

 

1度はA案を採用し革を裁断した。

内側のポケットを縫い終わりマグネットを付けようとした(一旦マグネットに決めていた)時

 

製図ミスに気づいた。

 

何とかリカバーできないかと考えたけど、随分前からレザークラフトをしていた割に殆ど技術らしい技術もなく生来不器用な私にはどうすることもできず

 

もう一度大半のパーツを裁断からやり直した。

 

この時点でB案にシフトして、留め具もジャンパードットに変更することに決定。クリアケースを貼る側にも1枚サドルレザーを挟むことも決めた。

 

2回目の裁断は1回目よりも全て上手くできた。

 

慎重に、慎重に、我慢、我慢

 

早く完成が見たくて面倒くさがる自分に言い聞かせながら、トコ磨き、ヘリ落とし、コバの仕上げ、縫い穴あけ、縫い…

 

一昨日までに、クリアケースを貼り付ける段階まで終了した。

 

教則本に載ってる基本の縫い方とか、コバ処理とか、ホック打ちとかは10年振りくらいなので今回は緊張の連続で

 

要らないところを丸ギリで刺してしまったりカシメの穴がずれたりジャンパードットを表裏逆に付けてしまったりと

 

ミスも結構あったけど

 

昨日の昼間にカシメやホック打ちも全て行い、無事完成。

 

兄が買ってくれたハンドプレス機のおかげでハンマーは1度も使わず静かに完成させることができたし

 

多少ミスったとこもあるにしろ、このハンドプレス機のおかげでホック打ちもかなりきれいに打てた。

 

 

そして今日

革を選ぶ時にいろいろ教えてくださったレザーメイトさとうさんに伺った。

 

すぐではないけど、スマホポーチを作りたいのでその材料を…というのと

 

スマホケースを見せに😆

 

選んだ革が合ってて良かったと言っていただけたし、出来栄えも褒めてくださった(お心遣いありがとうございます💦)

 

今回は丸十さんに伺いポシェット用の革紐を買い、レザーメイトさとうさんで渋い焦げ茶色のオイルヌメとゴムのりを購入した。

 

スマホポーチ本体のみを作ろうと思ったら5つくらいできそうな大きさだけど、また何か作りたいと思い立った時に直ぐに作り始められるのでそれは気にならなかった。

 

 

今はまだ右手の指の腹が痛いので、それにレザークラフトをすると廃人になって必要なことを何もしなくなってしまうので

 

とりあえず最低でも数日は休んでから。

(その間にデザインを考えとく)

お寿司、お菓子、ピザ

仕事納めの日。

始まりはいつもどおり。

御茶ノ水では出勤する度に新しいことを沢山教わり、出勤する度にマニュアルが増えて、あっぷあっぷしながら仕事をしていて

 

もうひとつの現場に行く度にごそっと教わったことを忘れるんじゃないかと心配しながらいる状況。

 

11時過ぎ、マネージャーが小声で、お寿司を用意してくれていることを教えてくれた。

 

いつもお昼は外で食べるけど、今日は初めて同じ職場の人たちと職場のそばの休憩室でそのお寿司をいただいた。

 

小さい器にぎっしりの海鮮丼。

お味噌汁まで用意してくださっていた。

 

みなさまと美味しくいただいて、午後の仕事開始。

 

夕方になると年末のご挨拶があちこちで聞かれるようになり、その頃、ひとつ上のフロアでピザの匂いがぷんぷんしているという噂が流れた。

 

自分には全く関係ないと思いつつ仕事していたんだけど、16:40を過ぎた頃に常勤さんに、仕事を終わりにして上のフロアに行ったマネージャーを追いかけてと言われる。

 

上がってみたけど誰も居なくて不思議に思っていると、職員さんに控室に入るよう促される。

 

すると…

 

ピザーラがいっぱい🍕

マネージャーが手際良く切り分けていた。

 

私がうろたえてる間にマネージャーは全てを切り分けて、ひとつの箱を持ち職場に戻っていこうとしたので慌ててついていった。

 

お昼には美味しいお寿司+お菓子

夕方にはピザ

 

仕事納めってこんなに豪勢なの?って驚いた1日だった。

 

お昼をご馳走してくださったマネージャーが「ここが病院とは違って小規模だからこそできるのよ。病院だったらやらないなぁ」と言っていた。

 

職員さん、マネージャー、みなさま

今日はご馳走さまでした。

 

来年も頑張ります(ง •̀_•́)ง

問屋街

浅草橋に行った。

5年以上振りだったかな。

 

お世辞にもいいとは言えない苦い思い出が付きまとい、長いこと近寄らなかったけど

 

まあまあ年月も経過し、革を触っても暗くなることもなくなり、今年は家にあった革で小物を作ろうとしてたけど

 

今度作りたいと思ったものは家にある材料では作ることができなさそうだと思い、久し振りに買いに出たという訳である。

 

問屋さんって普通のお店とはちょっと異なる雰囲気で、店の人よりも買いに来る人から出てる雰囲気にちょっと気後れして

 

いつも緊張する。

 

前に行ったことがあるお店の場所や行ってみたいお店の場所をネットで調べてる時に

 

「お店の人に挨拶しましょう」

 

という一言を見つけて

 

今回はそれを実践することにした。

 

 

以前行って印象が良かったお店にまず行って

 

(最初に行こうと思ったお店には、駅前で迷ってる内に遠ざかってしまったので後回しにした)

 

お店のドアを開けて入ってすぐ

「こんにちはー」と挨拶し

出てきてくれた店員さんに、iPhoneのケースを作りたいということを話した。

 

女性の店員さんは親身になって革を見せてくれたんだけど、あいにく革が(iPhoneケースを作るには)大きい。

 

店員さんが、私が最初に行こうとして後回しにしたお店の名前を出して、「あそこなら革を裁って売ってくれるかも」と教えてくださったので

 

ひとまずそのお店を後にして駅前に戻った。

 

程なくしてお店を見つけられたけど、シャッターがおりていて

 

【棚卸しのためお休みします】と書かれた紙が貼ってあった。

 

ここには栃木レザーもあるとネットでは書かれていたのでかなり残念だったが開いていないのは仕方がない。

 

先に蔵前まで歩き金具やがま口の口金が多いお店に行った。

 

店頭(外)にはお買い得の革が置いてあり、そこをあれこれ物色していると

 

赤のハラコを、ふたつ見つけた。

 

ひとつは77㌥、ひとつは73㌥

結構な大きさのハラコが10,000円を切る価格で売られていた。

 

加工前のハラコを見つけたのは初めてで、それがまた深くきれいな赤色で

 

1度は買わずに通り過ぎたものの気になって気になって仕方がなかった。

 

ちなみにそのお店ではがま口の口金と欲しかった小物の金具を買い、1度後にした。

 

肝心のiPhoneケースを作るための革は見つからなかったので、最初の店にもう一度行った。

 

結局、紫に染められたサドルレザーと、ポケット用にパイソン柄(プリント)のクロムレザーを購入することにして、店員さんのおすすめのヘリを磨くもの(トコプロ)と糸を買い

 

店員さんといっぱいお話をすることができた。

 

パイソン柄の革はクロムなめしでトコノールは使えないとのこと。ヤスリもダメ。

サドルレザーと貼り合わせた後でヘリをキレイに合わせてから染料をヘリに塗り、それが乾いてからトコプロで仕上げるときれいなヘリにできる、と、教えてくださった。

 

持っているiPhoneケースが高かった割に気に入らないと話すと店員さんも同意してくれて

 

作ったものの出来が楽しみだと言ってくれた。

 

かのハラコのことも話すと

 

「どうしても気になるなら買っておいた方がいいよ」とアドバイスをくださり

 

裁つ時はカミソリを使うこと、身体に当たり擦れる面にはハラコは使わないことなどを教わり、その店を後にして再び蔵前へ。

 

ハラコを店内で広げて見させていただいた後、いつ何を作るかというのは決まってないけど、やっぱり購入することにした。

 

ハラコを裁つ時は

 

床に置かず手に持って(ハラコを床に垂直に持つ)切るということ

すぐそばに掃除機を準備して吸わせながら裁つこと

 

ハラコを縫う場合は

 

中表で縫い仕上げで裏返すこと

 

など、そこの店員さんも親切に教えてくださった。

 

パッと見コワモテに感じてもみなさま敬意を持って話しかけるととても親切で話も弾む。

 

やっぱりとてもいいところだなぁと

久々に行ってやっぱり思った。

 

 

1月には10連休があり

その時に腰を据えて、iPhoneケースを作る予定である。

 

今度こそ納得のいく仕上がりのものを作って

お店の人に見せに行きたい。

 

帰省

7日から今日の予定で帰省した。

 

7日は飛行機での移動だったんだけど

 

家の最寄り駅からのリムジンバスは事故渋滞に巻き込まれ5分ほど到着が遅れて

 

飛行機も15分ほど遅延して到着は20分ほど遅れて…(雲の中と雲の下では強風のため結構揺れた)

 

と、岡山到着まではハラハラの連続だった。

 

関東は12月とは全く思えないほど気温が高く、タートルネックのセーターが暑すぎるほどだったのに、機内で「岡山の気温は11°」と聞いて驚いていた。

 

休薬中の父は元気そうで、歩くのも以前より早いくらいだった。ただ、化学療法の影響はやっぱりあって、手のひらにもかかとにも指先にまであかぎれができてしまっていた。

 

7日は兄がボーナス支給日だったとのことで、生活費を兄から受け取った父が3万円ものお小遣いをくれた。

 

8日には日用品などを買いにイオンに行った。父がハマっている3Dウッドパズルを見に行ったところにダイヤル式の鍵がついた箱があったため、作ってほしいと父にお願いして買ってもらった。

 

9日は夜友達(腐れ縁)に会った。

仲間で忘年会いかが?と誘ってみたものの誰も都合がつかなくて、いつも幹事を引き受けてくれているその友達(腐れ縁)とふたりで会うことになったのだった。

 

羽田で買ったお土産を渡して車に乗り、まずは夕飯。

 

えびめしを食べたんだけど…そんなに印象に残るほど美味しいものではなくて、早々に外に出て「イマイチだったねー」と話すこととなった。

 

集団であれば夕飯は居酒屋でその後はカラオケってだいたい決まってるんだけど、今回はふたりだし、ふたりとも飲酒もしないし

 

ワガママを聞いてもらい、夜景のきれいなところまでドライブしてもらった。

 

父や兄とだとドライブは昼間だし鷲羽山に行くということもそうそうないため、久し振りの夜間ドライブ+夜景だった。

 

集団の場合は他の女性ふたりが自分の話ばかりするのを聞いてることが殆どなんだけど、バイクの話、亡くなった仲間の話、お菓子の話しとかあれやこれや、ふたりだからこそできる話を沢山できた。

 

その後1時間だけカラオケに行ったんだけど…

 

これまでの【声が出ない】が全く比較にならないほど声が出なくなってしまっていた。

 

少し出そうとすると咳き込むのが3曲くらい続いて(1曲目で全くダメだったのでうたえそうな曲を選んだんだけど)、5曲目くらいでやっと少しだけ声が出た

 

出たけど…全く【うた】ではなかった。

 

ただ、友達(腐れ縁)との時間はとても楽しく、大きく距離を置いていた感のある彼が昔のような雰囲気に戻ってきてくれたので、こちらもリラックスすることができた。

 

10日は兄とふたりで出かけた。

父は町内のイベントがあったので。

 

私のリクエストで宇野港に行き、昔よく利用したフェリーの乗り場などの現在の姿を見た。

 

宇高航路はもう無くなってしまって、設備の残骸しかなかったけど

 

他の行先のフェリーはまだ健在で、次回帰省した時はそのフェリーに乗りたいと話した。

 

帰りにみやま公園でお土産などを買い、後は兄が行きたがった場所に付き合った。

 

ワークマンで指先がない手触りの良さそうな手袋を見つけた。

 

兄も私もアトピーで、手のひらや指先のあかぎれなどには何度も悩まされてきた。なので、今の父の痛みはだいたい分かる。その時どうすれば少しはマシになるかというノウハウもある。

その【ノウハウ】のひとつが手袋という訳だ。

 

傷ついた肌って、布1枚で覆われるだけでとても痛みが和らぐのだ。

 

父にはあかぎれに効く塗り薬も買って帰ることにした。

 

兄は結局、ワークマンで冬用アウターを、二輪館でヘルメットを購入した。

 

家での父との時間は、父がパズルを組むのを見て楽しく話して過ごした。

 

11日は父の通院日。

 

予約の時刻より1時間早く病院に着いたが、おかげで診察も早めに呼ばれた。

 

腫瘍マーカーは横ばい。

上がってはいないが下がった訳でもない。

 

CTは今まで同様3ヶ月に1回するということ、転移だけではなく原発の大腸(膀胱)までカバーするということを聞いた。

 

肌がつらいと話しヒルドイドを処方してもらった。もうステロイドがあってもいいんじゃないかと思ったけど、とりあえず黙っておいた。

 

病院の地下のレストランで昼食を取り、父の点滴が終わるのを待った。

 

とりあえず点滴は痛くなかったとのことでひと安心だった。

 

化学療法の翌日の今日は父の調子があまり良くないみたいで元気がなかった。それでも父は泣き言をもらさずつとめて明るく過ごしてくれた。

 

元気な時は父は買い物ついでにドライブしてくれる。それは今回はなかったけど、今回も楽しく過ごせたし、父も楽しんでくれたかな…と、願っている。

 

明日も休みなので寝台特急の中で夜更かしをしているけど、もう姫路城は見たから寝ようかな。

0cc

整形外科受診。

 

10月半ばに酷い痛みを感じてから1ヶ月半ほど。

 

やっと

膝の水を抜かなくてよくなった。

 

関節注射だけなら針も細いのか、水を抜く時ほど痛くなかった。

 

そしてスベニールの注射も後1回とのこと。

 

まだ

階段を下りる時はちょっとつらいので、バリアフリーにはお世話になるけど

 

医師に教わった運動を続けて、膝をこまめに動かして

 

また普通に階段を利用できるようになりたいと思う。

必要なのかなぁ?

今月より

今所属となっている職場で働く日数が増えて

新しい仕事を教わっている。

 

教わる内容は

健康診断の事務の仕事で

 

多分一連の流れを全て教わっていくのだと思う。

 

…でもなぁ

 

それでも私がそこで仕事できるのは月に最大で6回である。

 

それ

必要なのかなぁ

 

…という疑問がちょっと頭の中で消えない。

 

 

なんて

思っていたランチタイム。

 

その後

マネージャーによって、私に仕事を教えてくれている人が辞職することが発表された。

 

…なるほど、これか。

12月にはまた常勤がひとり入ってくるということは聞いたが、その人もまた一から仕事を教わる訳だから、私にも仕事を覚えてほしいという意図があったんだなと納得した。

 

ひとつひとつの仕事に対して細かいルールが多く(まぁ大抵の仕事はそうだろうけど)

 

数やれば覚えられるかなと思っていたけど、そうのんびりという訳にもいかない気がしてきた。

 

 

居場所を確保できたかなと思えるまでは

しんどい日々が続くんだろうなぁ…。