日々ごにょごにょ

なんもない日は穏やかに、なんかあった時は大袈裟に語ってしまう日記。

革細工

1月は第1週に3日間働いた後10連休という予定になった。

 

それが決まった昨年末の内に浅草橋に行って材料と道具を揃えて、先日の3連休よりiPhoneの手帳型ケースを作り始めた。

 

YouTubeレザークラフト関連のいろんな動画を見て、他の人の作品を見たり各工程の仕上げ方のコツ等を学んだり、作る人の話を聞いたりしつつ

 

作るものの細かなディテールをどうするか等を考えまくって

 

売り物ではなく自分で使うためのものだからということで他で売られている商品のデザインも借りて作ることにした。

 

買った革は紫色の色味の強めの茶色の1.5㍉厚のサドルレザー(多分グレージングサドル)と、パイソン柄をプリント(僅かに型押しもされている)1㍉厚のクロムレザー。

 

クロムレザーの方が㌥も多めだったけど、メインはサドルレザーを使うことを買う時に決めていた。クロムレザーは内側に作るポケットと小さなDカンを付ける小さなパーツのみ。

 

いくつか、最後まで悩んでいたことがあった。

 

・ フラップは1枚で作るか裏にクロムレザーを貼り付けるか

iPhoneのクリアケースを貼り付ける側の下に革を貼るかどうか

・ フラップの先に付ける留め具をジャンパードットにするかマグネットにするかということと、フラップの形をどうするか

・ 参考にさせてもらった2つのデザイン(主に片手持ちするための工夫の点)のどちらにするか

 

1度はA案を採用し革を裁断した。

内側のポケットを縫い終わりマグネットを付けようとした(一旦マグネットに決めていた)時

 

製図ミスに気づいた。

 

何とかリカバーできないかと考えたけど、随分前からレザークラフトをしていた割に殆ど技術らしい技術もなく生来不器用な私にはどうすることもできず

 

もう一度大半のパーツを裁断からやり直した。

 

この時点でB案にシフトして、留め具もジャンパードットに変更することに決定。クリアケースを貼る側にも1枚サドルレザーを挟むことも決めた。

 

2回目の裁断は1回目よりも全て上手くできた。

 

慎重に、慎重に、我慢、我慢

 

早く完成が見たくて面倒くさがる自分に言い聞かせながら、トコ磨き、ヘリ落とし、コバの仕上げ、縫い穴あけ、縫い…

 

一昨日までに、クリアケースを貼り付ける段階まで終了した。

 

教則本に載ってる基本の縫い方とか、コバ処理とか、ホック打ちとかは10年振りくらいなので今回は緊張の連続で

 

要らないところを丸ギリで刺してしまったりカシメの穴がずれたりジャンパードットを表裏逆に付けてしまったりと

 

ミスも結構あったけど

 

昨日の昼間にカシメやホック打ちも全て行い、無事完成。

 

兄が買ってくれたハンドプレス機のおかげでハンマーは1度も使わず静かに完成させることができたし

 

多少ミスったとこもあるにしろ、このハンドプレス機のおかげでホック打ちもかなりきれいに打てた。

 

 

そして今日

革を選ぶ時にいろいろ教えてくださったレザーメイトさとうさんに伺った。

 

すぐではないけど、スマホポーチを作りたいのでその材料を…というのと

 

スマホケースを見せに😆

 

選んだ革が合ってて良かったと言っていただけたし、出来栄えも褒めてくださった(お心遣いありがとうございます💦)

 

今回は丸十さんに伺いポシェット用の革紐を買い、レザーメイトさとうさんで渋い焦げ茶色のオイルヌメとゴムのりを購入した。

 

スマホポーチ本体のみを作ろうと思ったら5つくらいできそうな大きさだけど、また何か作りたいと思い立った時に直ぐに作り始められるのでそれは気にならなかった。

 

 

今はまだ右手の指の腹が痛いので、それにレザークラフトをすると廃人になって必要なことを何もしなくなってしまうので

 

とりあえず最低でも数日は休んでから。

(その間にデザインを考えとく)