スマホショルダーが欲しいなと思い
ダイソーで売っているバッグ底板を使ってかぎ針編みで作ろうとしていた
(バッグ底板の幅がiPhone seの幅とほぼ一致するのである)
が
合皮が貼られたバッグ底板を見ていて
こういう作り方なら革の方が絶対にいい
と思い、かぎ針編みを途中で止めて
革のストックを確認した。
…10年以上振りに。
30代はレザークラフトに明け暮れて
下手の横好きでいろんなものを作っていたが
とあることがきっかけで
(ネタ切れもあり)すっぱりやめていた。
で、そのストックを見て驚いた。
牛半頭の半分より少し少ないくらいのイタリアンレザーと
牛半頭分の栃木レザーがまるまる
(他にも端切れがたくさん)
部屋の隅で10年以上眠っていた。
半頭とはいっても
栃木レザーはかなりスリムだったようで
(キップって書いてたからまだ小さかったのかも)
大きめバッグを作るにはちょっと不安がある大きさだったのと
一時期遠ざけていたブラウンだったことも
眠らせたままだった理由なのかな…
ともかく
イタリアンレザーを主に使うことにして
昨日の夕方いそいそと製図を始めた。
実は昨日
家族が飲み会で帰りが遅くなることを数日前から聞いていた。
にもかかわらず
それを思い出したのが夕方になってからだった。
小物ならば1日でできることもあるけど
さすがに夕方に製図からとなると
その日で仕上げるのは難しい。
簡単な長方形を切って縫うだけだとしても、端の処理や裏面の処理や接着などをしていたら結構時間はかかる。
今回はちょこっとだけ凝った作りにすることにしたので
縫い穴を空ける前に21時になってしまった。
(穴あけの際ウッドハンマーで何度も叩くので、周囲の迷惑を考え昔から21時以降はしないことにしていた)
仕事柄
月の最終週から翌月の10日辺りまではとても忙しく、平日に休みは殆どない。
なので次に革を触れるのは来週の金曜日…
つくづく
作り始めが夕方だったのが悔やまれる。
