日々ごにょごにょ

なんもない日は穏やかに、なんかあった時は大袈裟に語ってしまう日記。

自宅なう

6日間の帰省は、家族につきっきりであっという間に過ぎた。

 

 

自宅にてまず気になったのはコバエの存在。

 

蝿取り紙をキッチンにセットしてみたもののそれでは埒が明かず、翌々日にはコバエホイホイなるものを購入しやっと落ち着いた。

 

けど…

衛生面で気になることは他にもいろいろ出てきた。

 

食器の茶渋

テーブルの上に放置された食べ物とそれにたかるコバエ

床の汚れと敷物の汚れ

 

などなど。

 

 

母が認知症であるということはもう紛れもない事実と認識せざるを得ない状況で

 

それでも家族を思いやり自分が動こうとするその気持ちは昔のまま。

 

1日の内に何度も何度も、自分のための介護食を「いる?」と私たちに差し出し

 

家事をしようとすることも昔のまま。

 

 

相手は認知症の人

されど

相手は家族

 

どうしても家族に対する甘えも遠慮のなさも出てしまい

 

母の厚意を無にしたような行動を取ったなぁというのが今回の帰省の反省点。

 

そして

 

父にかかる負担を軽くしたいと考えて提案したことがことごとく父の負担になってしまうという強いジレンマにどう折り合いをつけていくのか、あるいはどうやって解決していくかが今後の課題。

 

 

今まで知らなかった、そして今まで知ろうとしなかった【介護】に直面して感じたことが、上のふたつ。

 

 

ちなみに在宅診療の場に初めて立ち会った。

 

母を囲むように医師と看護師が座り、血圧を測り、薬の残量をきっちりチェックして(医療用麻薬だからかな)、処方量を決めていく。

 

その間に主に母のバイタルと体重のチェックと、前回から今回の間に気になったことなどを話したり、父がつけた日記を見たり…という感じだった。

 

私が初めて立ち会ったので、私のためにいろいろ説明もしてくださった。

 

後で考えたら、在宅診療でできる範囲ってどの辺りまでなんだろうか

 

血液検査はするのか、画像診断はできないだろうなとか、

 

少し気になってきたが

 

初月で週1度のスパンで来てくださっていることも考慮に入れたら、月の中間の診療ならすることはこの程度なのかなと思ったし、何かすればまた父からでも話は聞けるだろうしと思い、ドクターには尋ねていない。

 

自分で調べられるかもしれないし。

 

 

医療用麻薬

今日仕事中にチラッと薬価本で調べてみた。

 

オキノームひとつ取っても

主成分の含有量は、今母に処方されているものの20倍のものまであり

 

ドクターが仰るとおり、今処方されているものが効かなくなってきた…と母が言い始めてもたちまち不安になることはないかなとなんとなく思えた。

 

 

明日と明後日は休み。

この休みは身体を休めることと、自分の部屋を片付けることに使いたい。