半年前、母の病気が明らかになり私自身が爪周囲炎の連発に悩まされた頃、実はもうひとつ気がかりなことが発見された。
右のわきの下が、姿勢によってはパッと見で判る程度に膨らんでいたのである。
それから半年間、何となく放置していたのだが、新しく行った皮膚科でちょっと相談してみた。
(リンパ節が触れていてそれがアトピー性皮膚炎の悪化によるものかなと思っていたので)
ところが医師に言われた最初のセリフは
「CT撮りましょう」だった。
言われるがまま他院での撮影を予約してもらい、今日、人生初のCT検査を受けたという訳である。
撮影系の検査は痛みを伴わないのは解っているので、検査そのものへの怖さはなかったけど
写ったものが変なものだったらどうしようという不安はやっぱりあって、面倒だなぁという気持ちも相まって緊張はしてた。
ただ、思ったより待ち時間も少なく、CT検査そのものの時間もMRIに比べたらかなり短く済んだので、この緊張は疲れてしまう程にはならずに済んだ。
で。
読影をしてもらいに最初にかかったクリニックに向かう。
事前に電話したのでここでも殆ど待たずに診察室に通された。
ドクターの診断は
「脂肪腫でしょう」というものだった。
副乳の線はどこに行ったのかなと微かに思ったけど、多分違ったというのが読影で判ったのかなと勝手に判断し、話を聞いた。
もっと詳しく調べるなら生検を…と言われたけど、以前見た母のがんの写ったCT画像を思い出し、自分の画像がそれと明らかに異なるし、ドクターも様子見でいいと思うと言ってくれたので
この件は様子見することにした。
このタイミングで変なことにならなくて助かった。