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父の主治医(呼吸器内科医)と、大腸内視鏡検査をしてくださった医師とそれぞれ話をした。
まずは大腸内視鏡検査の結果を見せてもらい医師の診断を聞いた。
良性のポリープが5~10個くらいちらほら見えた後、悪性腫瘍が腸にドーナツ状にできているのが見えた。
ドーナツの中の穴はお箸の断面くらいの大きさで、上行結腸がんと診断された。
主治医からはPET-CTの映像を見せられた。大腸の他に肺に小さめの集積が見られ、主治医の見立てではこれは転移ではなく原発の肺がんではないかとの事だった。
で。
当初私たちはこの主治医より、明日は川崎医大病院に15:00までに行ってください。その際即入院の可能性があるので入院の準備はしておいてください…と伝えられていて、それに従い28日の午後にある程度買い物もして準備していた。
…なのに
「川崎医大病院の担当科のドクターが新型コロナに感染したので明日の川崎医大病院の予約はキャンセルになってしまいました」
と。
「倉敷中央病院に明日10:00に予約を取りましたので明日は倉敷中央病院に行ってください。即入院にはなりませんので」
…入院準備を慌ててしたのに🥺
という訳で、今日は倉敷中央病院へ。
まずは担当ドクターの初診を受ける。
上行結腸の周囲のリンパ節の腫大が見える気がするということと、肺の集積は転移の可能性があるということを告げられた。
それでも上行結腸の手術ということは第一病院のドクターの見立てと変わらず。ただ、緊急性をあまり感じていないような口振りだった。
ひととおり話を聞いて「なにか質問はありますか?」と訊かれるまでは、入院がかなり先になってしまいそうな雰囲気だったのだが
腸閉塞の症状が数日前に既に起きたと父が話すと話が変化した。
ただ、倉敷中央病院には今外科の病床が空いていない。明日や明後日に空くという予定にもなっていないので
こちらからも連絡しますので、まずはこの後第一病院の主治医に電話して指示を仰いでください、と言われた。
そして第一病院に私が電話をして、電話に出た方に事情を話すと主治医に代わってくれて
そこでなんと
明日からの入院が決まった。
川崎医大病院のサイトで入院に必要なものをチェックして
倉敷中央病院のサイトで同じチェックをしようとしたら【アメニティセット】なるものの利用を推奨などと書かれていて、買い物が半分無駄になったかなと内心溜息をつき
第一病院のサイトで同じチェックをしてやっぱり必要だわと慌ててまた買い物をして
この3日間はバタバタしまくった。
(それなのに石鹸ケースを買い忘れた)
今日のお昼ごはんは父と病院内のうどん屋さんでおうどんをいただき、父も久し振りに1食まるまる食べることができた。
明日の夜は兄とふたり。
明後日の夜からはこの家で兄のひとり暮らしが始まる。
兄の気持ちも穏やかじゃないんじゃないかなぁ…まだまだ、心配は尽きない。