予定では休みだった今日
リーダーに今週勧められ出勤となった。
午前中
ある患者さんの奥さまがいらして
何故か真剣そうにその方に見つめられる中仕事をすると
その奥さまに別れ際
「主人があなたのことをとても感じがいいと褒めていました」
と、笑顔で告げられた。
後で思えばその奥さまは
ご主人が褒めてくださった窓口の人が誰なのかを確かめてからそのことを伝えたかったと考えてらしたのかな…とも思えたけど
見つめられる中で仕事している時はハラハラしていたので
その言葉はとても嬉しかった。
最近は
不調や不安などでぶすっとされている患者さんの表情を和らげることを楽しみにして応対しているところもあるので
こういう反応は本心から喜べるんだけど
同時に
「見られているんだなぁ」と、背筋の伸びる気持ちにもなる。
私がクリニックの事務さんの顔を早い段階で覚えるように
私が勤務する病院でも
私たちから見ると1,000人以上会う患者さんでも、その患者さんひとりひとりからすると私は数人(正確には6人)いる窓口の事務さんのひとりであり
最近では、出勤日にはいちばん長時間窓口にいる事務である。
顔を覚えられるのも当然か。
ちなみに
紙に押すハンコを間違えてその紙を挟んでいたクリアファイルに押してしまい
「…あ」と言い一瞬手を止めると
見ていた紳士の患者さんには「かわいい」と言われてしまった。
患者さんたちはこちらの思う以上に私たちのことを覚えていて、通院の回数が増える毎に、私たち事務との距離が縮まったと感じている患者さんも多そうである。
私が幼少の頃通っていた大病院の事務さんのことはおぼろげな記憶を辿ると
けしてフレンドリーでも愛想良くもなく、きちんとしていてよそよそしいというイメージだったので
例えばちょこっと会話を交わすなんてのは以ての外で、その、記憶の中にある事務さんのように振る舞うべきか
そんなことを考えたりもするけど
私のような事務も有りは有りなのかな…と
こうしてお褒めを戴くと、思う。
ちなみにそんな今日
新型コロナウイルスワクチン予防接種の2回目を受けた。
受付を済ませ先端医療をされているとても素敵な声のドクターの問診を受けて
ガーリーな白衣の方に接種された。
7分袖のブラウスの袖を思い切りまくって
接種する箇所を何とか出して
これで接種できますか…などと話している内に
すすっとアルコールを塗られぷすっと針を刺され数秒で針は抜かれた。
1回目以上に痛くなかった。
15分ぼーっと過ごし職場に戻り
何となくぼーっとするなー…と思いながら仕事をした。
あがる直前の19時も過ぎた頃から徐々に
接種部に痛みを感じるようになった。
結論
筋注は痛くない。
下手をすると皮下注の方が痛いかも?