日々ごにょごにょ

なんもない日は穏やかに、なんかあった時は大袈裟に語ってしまう日記。

投書

15時を過ぎた頃

 

来られた女性の患者さんが私の方に顔を寄せていくらかボリュームを下げた声で

 

「保険証を確認する窓口の方は、同じ制服のようですが同じ会社の方ですか?」

 

と、訊いてきた。

 

そうですと答えたのだが、患者さんは何かを言い淀んでいたので

 

何か失礼がございましたかと尋ねると

 

「言い回しがとてもきつくてつらかったです」

 

と、小声で言われた。

 

患者さんと直接話をする窓口の人間にとって接遇はかなり気を遣うもので

 

それを心がけていても患者さんに嫌な思いをさせてしまうことは避けられなかったりもするので

 

(◎_◎;) ドキッ!!としてしまった。

 

患者さんには

 

「いえいえ、ここの窓口のみなさまはいつも良くしてくださってます」

 

と、笑顔で言っていただけたが

 

患者さんのこの一言はとてもありがたく、同時にとても申し訳なくて

 

失礼をしてしまい申し訳ありませんでしたと伝え

 

患者さんが投書したいようなことを仰ったので

そのことについては総合案内で訊いて欲しいと伝えた。

 

 

仕事が終わり統括にそのことを話すと

(統括は件の人は以前にもその手の指摘があったことを知っていた)

 

投書と言えば…と統括は言葉を継いだ。

 

「だりあさんにとてもいいお知らせがあります」

 

…?

この話に関連する【いい知らせ】は全く思いつかず続きを聞くことにしたら

 

「だりあさんの接遇が素晴らしいと投書があったんですよ」

 

(。☉∆☉)ワァオ☆

お褒めの投書???

 

投書は私に名指しで書かれていたとのことで、随分前にある男性の患者さんに名前を訊かれて、伝えると褒められたことを思い出した。

 

少なくともそれは1ヶ月以上前だったと思うけど

 

その方がわざわざ投書までしてくださったのかなと思い、それはそれでかなり驚いた。

 

 

にしても

 

私が患者として通院した時に

投書してまでスタッフに伝えたいことを思いついたことはないし

 

思いつくとしたらまずクレームかな…と思うので

 

ここでは【投書】が意外と身近なこと

ポジティブな投書があること

その対象が私であること

 

…とにかく驚いた。

 

 

そしてしばらくして

 

この投書は

私が元のデスクワークになかなか戻れなくなる理由のひとつになるのでは…

 

 

と、不安になってきた(´•ω•̥`)

 

ちょっとでも痩せよう

10月の帰省よりちょっと前から

そんなことを思っていた。

 

制服が窮屈で格好がつかないからっていうのが、その時の主な理由だったけど

 

帰省した時父がカブで出かける時の姿を見て

 

その気持ちは強くなった。

 

手前味噌だけど

ワークマンで買ったブルゾン(型はデニムジャケットに近くて裾にリブはない)を着た父は

 

エイジレスにシュッとしていた。

 

それを見たからである。

 

 

とりあえず間食は無くしていき

欲しい時はプロテインバーにして

 

少なくとも夕方急ぐ時と雨の時以外は駅から家までは歩く。

 

今までしていなかったから

ちょっとくらいはこれでも何か変わるかも…と期待している。

 

 

更年期のため期待薄だけど

間食が抑えられたらそれだけでも(健康的にも)御の字である。

 

 

さぁ

 

今回は何か変えられるか?

母の眠る場所と帰省あれこれ

8日に念願のサンライズ出雲に乗り、帰省。

 

とにかく大興奮の寝台特急だった。

 

同僚ちゃんと銀座で夕飯を取り、疲れている中彼女は21時頃まで私に付き合ってくれた。

 

そのおかげで、私は仕事上がりからサンライズ出雲入線までの時間を退屈せずに東京界隈で過ごすことができた。

 

東京駅9番線ホームに着いたのは21:30頃。

13号車の乗り口に向かって歩く途中でサンライズが入線。

 

カメラなどを構えている人は今まで乗ったどの列車を待つホームよりも沢山いて

 

私も片手間ながらiPhoneで入線するサンライズを動画撮影した。

 

入線した動画撮影を終わってから乗り口に着いて、電車側面にある表示を撮影して

 

それから車内へ。

 

キャリーバッグを持って2階に上がり、該当の部屋を見つけて入室。

 

身幅よりも少し余裕がある寝台に靴が数足置ける程度の足場。

 

窓からはホームを見下ろせた。

 

1度ブラインドを下ろし用意した部屋着に着替えてからまたブラインドを上げて、薬を飲んだり飲み物を飲んだりしながら外を眺めていると

 

やがてちょっとの衝撃の後サンライズは発車した。

 

車内放送を、夜景を写しつつ録画。

 

車内でWiFiがないことやそれにより退屈することを想定して編物とか電子書籍とか用意したけど

 

それらはおろか

 

イヤホンで音楽を聴くことすらする気になれず、ひたすら外の景色を見ていた。

 

新幹線では通らない、在来線の夜景。

高速バスでは殆ど見られない、沿線の夜景。

 

新幹線では通路側に乗り、ずっとスマホを触って過ごすのに

 

それだけの違いなのに、夜景を見ながら過ごすのに全く退屈を感じなかった。

 

23時にはおやすみ放送を聞き、結局静岡までほぼずっと夜景を見ながら過ごし、それからブラインドを閉めて寝た。

 

途中目が覚めた時はちょうど名古屋を通過するところだった。

 

岡山到着の少し前に目覚ましで起きて

着替えてからまたブラインドを上げて外を見た。

 

岡山での連結を外す作業は見られなかったが、下りるのがとても勿体ないと感じた寝台特急だった。

 

 

実家ではゆるーりと過ごした。

 

日曜日には兄とドライブをして少し遠くの道の駅に行った。

 

父も一緒にみんなで行く予定だったが、父は腰痛のため留守番をすることとなったためだ。

 

道中笑いながら過ごし、道の駅では猪の肉などを買い、お昼にはうどんを食べて

 

帰りにもイオンに寄ったりして夕方前に帰宅。

 

 

その後は特に予定もなくゆっくり過ごしたが

 

14日の月命日には父と、母が眠るお寺に行った。

 

午前中に家を出て、母の葬儀を行った会館の向かいの店でお供えのお花を買い、そこからお寺へ。

 

そのお寺の納骨堂は、ちんまりしたものがふたつ並んで建っていて、駐車場から向かって右側のお堂の中に母は眠っている。

 

そのお堂の前に置いてある大きめの花瓶に花を差し

 

そこでお線香を忘れたことに気づく。

 

お堂に入ってしまうと母のお骨にすら会えないということを淋しいと思いつつ

 

鍵がかかったお堂の扉に向かって合掌。

 

その後は少し遠回りしてドライブして、買い物。

 

食材の買い物が終わり車に乗ると父が

 

「服はいらんか?」と訊いた。

 

その買い物をした店の近くに、ユニクロとGUがくっついてるところがある。

 

何度も訊いたけどアウターを買ってもいいと言ってくれたので、淡い色(父が選んでくれた)のダウンと、冬に履けるあったかいパンツを買ってもらった。

 

 

今日、駅までの道中で、次回の帰省予定を父に訊かれ、12月にと答えたら

 

「またサンライズに乗っておいで。お父さんがお金出すから」

 

と、言われた。

 

 

正直自分でサンライズの運賃を工面するのは少し大変なんだけど

 

やっぱり自分で工面してまたサンライズに乗って帰省しようと思った。

 

 

…転勤になるとそれはできなくなるけど。

上まぶたのできものとお茶

このふたつに共通したのは

 

【自分以外の人からの言葉】

 

 

数日前から右目の上まぶたにできた痛みを伴うぽっちりが赤みも消えないままニキビの大きさくらいになり

 

なんとなく目立つまま出勤。

 

職場の人たちとは基本そんなにパーソナルなことは話さないんだけど(私が距離を縮めるのが苦手だからでもある)

 

私に窓口の仕事を教えてくれた人にまぶたのことを指摘された。

 

「痛々しいし病院行くべき」と

思いやりたっぷりに言ってくれた。

 

今日は月曜日にもかかわらず患者数が週半ばくらいいて明日は…

 

「今既に今日と同じくらい予約が入ってて明日はだりあさん休みだし…」と言われたところから

 

「明日は病院行ってきてね」

 

ということになった訳だけど

その人が私のパーソナルな部分に入ってきてくれたのが嬉しかった。

 

それで

 

先週の休みに千葉のパパブブレで購入したキャンディを明後日持ってくるので明日は頑張ってくださいねと応えた。

 

 

仕事をあがり、かつての席に置いていた仕事道具をまとめてロッカーに戻り

 

着替え終わったところで

かつて一緒にロッカーを使っていたことで仲良くなったKさんに会う。

 

彼女はいつもは私より30分早くあがるし普段仕事中には接点がないのでこういうことはなかなかなく

 

偶然の再会をお互い喜んだ。

 

そして彼女に「お茶行こう」と誘われ

職場の近くの喫茶店でお茶しつつ喋った。

 

iQOSの新しいものが気になると話していたら、そこに待機していたiQOSのプレゼンをする方に話しかけられて

 

その新しいiQOSを試させてもらえたというオマケもくっついて

 

とても楽しい時間を過ごせた。

 

 

周りの

私の方を向いてることを実感できると

 

毎回やっぱり嬉しい(≖ᴗ≖ )♡

 

 

…明日はとりあえず皮膚科で相談しよう。

 

 

リーダーありがとう!

窓口に立っていると、位置関係上、リーダーにちょこちょこ話しかけられる。

 

大抵は仕事の注意なんだけど

多分リーダーなりの気遣いをしてくれてるのかなとも思つつ…

 

大抵が注意なので

ちょっと気まずいというかなんというか…。

 

 

そして

 

窓口に立っているにも関わらず、私はまだまだ公費や支払いに関係するあれこれに疎くて

 

その中でも前々からよく解らないので気になっていたのが

 

【高額療養費】の制度。

 

…いや、制度そのものは理解できるんだけど、解らないのがその具体的な金額の計算方法。

 

 

今日の16時以降の時間は、それまでの多忙さとは打って変わって時間に余裕ができて

 

私だけではなく周りの人たちも少し余裕が有りそうだったので

 

隣に立っている人に

この【高額療養費】の計算方法を聞くことにした。

 

訊かれたMさんも少しづつ答えてくれたんだけど、ここで後ろからリーダーに

 

「それはなんか違うとこ見てるよ」と話しかけられた。

 

そして

計算方法を事細かに書いてあるコピーを見せてくれた。

 

手書きのそのコピーには

 

ひとりの方の具体的な金額を例にして、今まで見たどの参考書よりも丁寧に計算方法が書かれていた。

 

それを見ながら実際に自分でも電卓で計算をしてみると

 

実際の計算方法とか

「限度額に達したら支払いは1%」のこととか

 

とにかく今まで不明瞭だったことが全て納得できた。

 

そして

高額療養費についてイマイチ腑に落ちていなかったのは私だけではないようで

 

リーダーが見せてくれたコピーを自分用にコピーを取らせてくださいと話したらリーダーさんは嬉しそうに「どーぞどーぞ」と言われ

 

後ろにいたTさんに

「私のもください」と言われた。

 

2部コピーを取り原本をリーダーに返しコピーをTさんに渡してから持ち場に戻ると

 

Mさんに

 

この計算はホスピタルコンシェルジュの2級の試験に出るよと教わった。

 

「2級って実技もあるんですよねー」と話すとまた後ろからリーダーが

 

「実技ではいろーんなこと訊かれるよー」

 

と、口を挟んでくれた。

 

 

そうこうしているうちにあがる時刻がきたので

 

こういうの嬉しいし助かるなぁと思いながら職場を後にした。

3人も?

今日1日で

 

3人の患者さんに

 

素敵な笑顔だとか素晴らしい応対だとか褒められた。

 

3人とも女性で、上の世代の方もいらしたので嬉しいのは嬉しかったんだけど…

 

なんだかからかわれてるような気分になったり驚いたり、落ち着かなくなってきた。

 

今までにもその応対に対して嬉しい言葉を戴いたことはあったけど、こんなに高い頻度は初めてだったので。

 

 

3人目の歳上の女性に応対の良さに「後ろの席で見ていて拍手していたの」と言われた後

 

しばらくして

 

患者さんを呼ぶためのマイクの【放送】ランプがつきっぱなしなことに隣にいた人が気付いた。

 

それを聞き

 

顔面蒼白。

 

 

そのマイクは私の腰辺りの位置に置いてある。

そして私はこの職場で唯一殆どの時間帯にそこにいて

 

そして声がでかい。

 

今日ずーっと私の話す声がマイクを通して響き渡っていたのでは…と思ったのだった。

 

 

まぁでも

嬉しかったのは事実。

 

カブ?

兄が小型限定(昔の小型自動二輪)の免許を取得し125ccのバイクに乗り始めてからしばらく経つが

 

(兄の免許取得は仕事のため)

 

それから父もスーパーカブが欲しいと言い始めた。

 

カブを入手したら車を置いてカブで失踪したいとのこと。

 

今日は私が新幹線に乗るまでの時間を利用してまたバイクを見に行ったんだけど

 

そのバイク屋さんで父の希望に適う110ccの青のカブを見つけて、またしてもそこで足を止めていた。

 

兄も私もそこに行き、店員さんも話しに来た時父が

 

「これください」といきなり言い始め兄は大慌て。

 

「本当に?」と聞いたら頷く父に

兄は「ちょっと待って」と、自分のことを密かに指差しながら父を止めた。

 

カブは今コロナの影響で生産がストップしているとかで新車も今ひとつ入手しづらいとのことで

 

そのお店にもその1台しかなかった。

 

本体の色はパールの入ったキレイな青で、110だけどシングルシート。ヘッドランプはまん丸。なかなか見た目もいい。

 

とりあえずお店を離れたところで兄が、兄の職場に今全く同じカブが1台あるので買うならそれを買えるか聞いてみるとのこと。

 

バイクに乗るならヘルメットとグラブが必要。

父がカブを買う気満々ならグラブはともかくヘルメットは用意しておかなきゃということで

 

岡山にあるバイク用品店に行くことに。

 

2万円弱のヘルメットを見て大体当たりをつけた。

 

出がけ、入口近くにあったキャンプ用品コーナーで父がキャンプ用品のカタログを貰っていた。

 

バイクで失踪する希望は本格的らしい。

 

兄が共通する趣味を持っているので仲良さそうに話しているのを嬉しく思いながら見ていた。

 

ちなみに兄は自動二輪(中型?)の免許を取りドゥカティを買いたいとしきりに言っていた。

 

 

 

父も兄も

失踪する時は必要事項を全て私に伝えてから行ってくれー(*꒦ິ⌓꒦ີ)