【実家】という名前がつく場所で休まるわけがない。
義母は嚥下障害のため胃瘻を作り、飲食は全てそこに頼っている。2度の口腔がんの手術で下顎の歯茎がV字状に切除されているため何かで押さえていなければ口から唾液がこぼれ続ける。2度目の手術の前には転倒により骨折もしてしまっていて…
体重と共に体力もかなり落ちてしまい、自立歩行が困難な状態になっていた。
義母が座っている部屋はとても空気が籠り唾液のにおいが充満していて、慣れるのに時間を要した。
食事や見守りについては日常それを行っている義姉より伝言があり、そのメモに従ってした。
ケアマネと訪看が来られた際には状況を聞き、少し(お節介かと思いつつも)メモを残しておいた。
胃瘻に栄養食を流し込む準備
その他の細々したお世話(逆に大掛かりなお世話はしていない)
爪切りとか諸々…
そして
話がとても聞き取りにくくて絶えず気を張っていた。数日の滞在でなければ集中力が途切れてしまいそうな程。
横になりたそうにしたら座布団の位置を調整し、横になったら冷えないようおこたのお布団をかけ直し、むせて咳き込んだら背中をゆっくりさすり…
こちらはハラハラしどおしだったが
義母の覚えは良くなったらしい。
編んで贈ったひざ掛けは気に入ってもらえたかどうかはよく分からないけど(一応喜んではくれたみたい)
私は明日帰宅したら休めばいい。
とりあえず印象まで悪くせずに済んで良かった。
ただ
酔っ払ってとにかくなんでもかんでもだらだら食べ続ける家族に食べるのを勧められて
籠った空気の中でごはんを食べるのは結局慣れることはできなかった。
結論
帰省そのものはつらいことばかりではなくて、褒められもしたしホッともしたけど
自分のペースを乱され続けるとストレスが溜まるのがB型なので
明日新幹線に乗り込んだらちょっと好き勝手させてもらいます😤
膝、痛い!